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物流倉庫での作業中の破損品の処分方法は?保険や買取
好調なインターネット通販を支える物流の現場。大量の商品が保管され、毎日大人数が働く倉庫内ですが、その作業で発生してしまうのが商品の破損です。そんな物流の現場で破損してしまった商品についてどのように対応していくかまとめてみました。
物流倉庫で発生する破損
物流倉庫の現場で発生する破損には、以下のようなものが挙げられます。
- 高所からの落下による破損
- 雨漏りなどによる水濡れ
- 他の商品などからの汚れの付着
- 商品移動中の衝撃による破損
- 検品による不良品の検出
これらについて順番に見ていきましょう。
1.高所からの落下による破損
物流倉庫では高く築いた商品保管棚に大量の商品が効率よく配置されています。これらの商品を注文などの指示によりピッキングリストなどに沿って指定の商品を次の工程へ移動させるのですが、この際に誤って商品が落下していまうことがあります。棚以外でも、カートや台車など比較的低い場所からの落下でも、打ち所が悪かったり易損品の場合には破損することがあります。
多くは外装や梱包資材が凹む程度ですが、中には箱を振ると中から「カラカラ」と音がする等、外観からだけでは分からない破損が生じてしまうこともあります。いずれの場合でも、通常の良品として扱うことはできませんので、倉庫内破損として対応する必要があります。
2.雨漏りなどによる水漏れ
近年、新築で大型のトラックが直接倉庫内まで搬入できるような最新設備の整った倉庫がニュースなどでも取り上げられていますが、実際の現場ではかなりの築年数を経た物件で作業・商品保管がされていることが多いかと思います。そういった倉庫物件では、大雨や台風などの悪天候の際に予想外の雨漏りに遭うことも。また、近年ゲリラ豪雨と呼ばれるような突発的かつ瞬間的・局地的に大雨が降ることもあり、短時間ということで屋外に保管していたり、倉庫内に搬入直前の商品が雨に濡れてしまうケースも増えています。こうした商品は外装や梱包資材が濡れてしまい、シミとなって汚れてしまうだけでなく、中に染みてしまった場合には商品自体が汚損してしまうこともあります。
3.他の商品などからの汚れの付着
商品によっては目立たせるために奇抜なパッケージにするために黄色や赤といった色を使ったものがあります。商品を輸送用の段ボールから取り出して保管をしていた場合、隣接する白い商品に色移りしてしまうことがあります。色移り以外でも商品同士が擦れてパッケージに傷がつくことも。海外で生産された商品の一部では、梱包資材から強烈な匂いがするケースもあり、そういった商品の近くに匂いが移ってしまうことも稀にあります。
4.商品移動中の衝撃による破損
倉庫内でのフォークリストなどでの商品の積み替えや、トラックからの荷下ろし・荷積みの際に、積み方が悪いと荷崩れを起こすことがあります。完全に崩れてしまわない場合でも、商品が重みで下段の商品が圧迫されて潰れてしまったりするなどして破損することはしばしば起こり得ます。特に新商品など取り扱ったことが少ない商品では、想定以上に梱包の強度が低いことなどがあるでしょう。物流倉庫ないの破損の半数以上が商品の移動中に発生しているとも言われています。
5.検品による不良品の検出
特に海外から仕入れた商品では、ランダムで商品の検品を行い、商品の品質管理を行っている企業も増えています。これまでは現地企業にOEM生産を依頼し、現地で製品の品質を確認・合意、現地での品質検査を行なって、入荷した商品をそのまま販売することが多かったのですが、コロナ渦の影響で海外現地に赴けない事情が発生したため、現地とのコミュニケーション不足などの理由により、入荷した商品の品質が想定よりも低いというケースが増えているためです。そのため国内に入荷した段階で再度検品んを行い、その上で流通・販売させるという対応を行う必要があるのです。
物流倉庫内で発生した不良品への対応は
このように倉庫内で発生した破損品については金銭面では対応する保険で支払ったり、クライアント様に直接弁済することが多いかと思います。
しかし金銭的には解決したとしても、買い取った商品を廃棄するにもまた費用がかかってきます。
また、軽度な破損の商品を金銭で解決したからといって捨ててしまうのも勿体無いという意見もあるかと思います。
このような物流の現場で破損した商品は、専門の在庫買取業者へ依頼し、買取してもらうことをオススメします!
専門の買取業者に依頼するメリット
破損した商品を業者に買取依頼することで、さまざまなメリットを得ることができます。
1.商品弁済額の一部を回収できる
特に大量もしくは高額な商品を弁償した際には、費用負担が重く経営を圧迫することもあります。破損した商品を売却することで、クライアントに弁済した費用の一部を金銭的に回収することができます。
2.即金で回収できる
一般的な売買契約を締結しての商品の取引では、いわゆる「月末締め・翌月末払い」というように、支払いが翌月以降になることが多いかと思います。しかし多くの在庫買取業者は即金での支払いに対応していますので、破損し弁済した費用を当月内で回収することも可能です。
3.リソースを割かずに処分
不良や破損した商品を自社のスタッフやリソースを使ってヤフオクやメルカリなどで販売し代金を回収しようと考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし本来の別の作業が発生することでスタッフの負担や残業代などの発生を考慮すると、必ずしも最適な選択とは言えないと思います。専門の業者へ依頼した場合には、現地への回収も業者が行うので、自社で行う作業・業務はほとんどありません。
倉庫内破損品の在庫買取業者
東海地方で業務を展開する在庫買取サービス「NAKASHO」は、輸送中や倉庫内作業中に破損した商品在庫買取の専門業者。
少量多品目から大ロットまで、物量問わず破損品の在庫買取を行なっています。
電話・メールでご相談後、現地へスタッフを手配。商品確認後、速やかに商品代金をお支払いいたします。
家電製品を中心に雑貨・食品まで幅広く取り扱いいたしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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